私が美しいと思うこと。
本田大河 #01

コンテンポラリーダンサー

本田大河

格好いいだけじゃない。
“ダンス”には
人の心を動かす美しさがある。

ダンスの知識と技術をフルに活用し、
一つの作品として仕上げていくコンテンポラリーダンス。
その一挙手一投足にはダンサーの思いが詰まっている。

自分が美しいと感じるもの。それは「人の心を動かすもの」だと思います。僕が最初に心を動かされたのはダンススタジオ舞人の高橋学先生のダンスでしたが、先生と同じように踊りたいという欲求を抱いたのはそこに“美”を感じたからだと思うんです。ヒップホップやロックといったストリート系のダンスから最終的にダンス作品を創作するコンテンポラリーダンスに移行したのも、ダンスを通して人の心を動かしたいと思ったから。ダンスを「すごい」「格好いい」と思ってもらうだけのもので終わらせたくなかったんです。そう思うようになったのは劇団四季の「ライオンキング」に出演したのが大きかったかもしれません。世界的に活躍する演出家や大人の先輩たちと出会い、踊るだけでなく、歌も芝居も必要なミュージカルの舞台を経験したことで、魅せるとはどういったものかを学び、表現に対する意識が大きく変わりました。現在、人間の二面性をテーマにした「人性(じんせい)」という作品づくりに励んでいますが、動きだけで表現するダンスはメッセージを直接的に伝えることができない分、受け手の想像に委ねる部分も多い。その中でどこまで何を伝えられるかがダンスの面白いところだと思いますし、一人でも多くの人の心に何かを残す“美”を感じさせる作品をこれからもつくり続けていきたいです。

=PROFILE=
2000年生まれ。2歳からダンスを始め、小学生の時に劇団四季「ライオンキング」札幌公演の初代ヤングシンバ役を演じる。現在は来年1月のコンテンポラリーダンス公演「踊りに行くぜ!!Ⅱvol.6」札幌公演に向けて新作を制作中。

EZO裏バナシ

  • 作品づくりは「まずコンセプトを決めてから始める」という本田さん。過去に表現したいことが見つからず、「踊りの振り付けだけで作品をつくってみたのですが、全然うまくいかなくて。あの作品は自分の中では”黒歴史”ですね」と笑う。

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