J1リーグ第一節アウェーでの柏戦だったが結果は２－４と敗戦。両チーム合わせてシュート約60本を打ち合うという見応えある試合でした。4点取られたら5点取って打ち勝つという超攻撃的サッカーを掲げているミシャ監督。攻撃面ではより相手ゴールの近くでチャンスを多くつくれるかが鍵となってきます。相手チームが引いて守ってくるのが予想されますが相手の裏へ抜ける選手、ボールを受けに来る選手など、複数の選手がボールに関わっていく事で、相手のプレッシャーをかわすことができると思います。また、シュートを打って終わるという意識を持てば相手のカウンターも受けずに失点も減ってくるはずです。ディフェンス面では、今年から取り組んでいる『ハイプレス』（ＦＷから積極的にボールを奪いに行くディフェンスのこと）。１人がボールを奪いに行くのであれば後ろの選手もしっかりと連動することが重要になってきます。どこのチームより長いキャンプをしなければいけないというデメリットも同じ時間を共有しているという意味ではどこのチームより意思統一ができているという事。攻守両面で躍動した選手にご期待ください。

宮澤 裕樹 選手　MF　背番号10

今年からの取り組みハイプレスもただやみくもにボールを奪いに行ってはバランスを崩してしまうリスクを伴うもの。危険な場所をいち早く察知してのカバーリング能力は見事ですが、そのハイプレスのスイッチを入れる役目としても期待したいチームの大黒柱。