父: 大塚ファームは創業から100年を過ぎていて、今後の200年を目指すために、3人の息子たちに農業を受け継いでもらいたいと思っています。これを国内初?となるだろうプロジェクトにして、内外に伝えていき、消費者の皆様に後継者を育てることについて共に考え、応援していただこうという活動を始めています。息子たちを通して、私たちの農業を理解してもらい、未来の農業に夢や希望を持ってほしいと願っているんです。こうして将来についての話をすることも含めて、息子たちに接する時には、子どもではなく大人だと思って、ちゃんと向き合って話をするようにしています。それは褒める時も叱る時も同じです。
母: 息子たちは皆生まれてからしばらくの間、地域の温泉施設に通っていました。いろいろな人がいて、交流ができる、いわゆる銭湯教育のためです。ここで挨拶や社会的なマナーを自然に学んで、コミュニケーション能力や広い視野が養われたと思います。私も息子たちの面倒を見てもらったりと地域の皆さんに助けられました。私自身は、彼らを叱る時は、ダメといいをブレないように。また褒める時は何がよかったかを言って褒めるようにしています。息子たちには、困った時に兄弟で考えて解決していける、そんな生きる力をつけていってもらいたいと思っています。
※三男の然くんは、撮影時に残念ながら風邪をひいてしまいました。