撮影の仕事は体力勝負でもあり、円山公園でずっとジョギングをしていました。ある時目の前をチョロチョロと走るリスに出会い、こんな身近に野生生物がいるんだと驚き、“撮りたい”と心が動かされました。以来10年ほど、四季を感じながら被写体を追い続けています。仕事とは違い、これは完全に自分の自由な創作活動。いち円山愛好家として森や山の中を存分に歩いて、独り集中する時間を楽しんでいます。写真を撮ることに定年は無いので、動けなくなるまでずっと撮り続けたいですね。撮りたい被写体があることはとても幸せなことだと思います。